■165系「Mえちご」編成

2003年3月まで、快速「ムーンライトえちご」・「フェアウェイ」に運用されていた、新カヌ区の165系M編成です。
M1編成を除き、ヘッドライトが「大目玉」なのが有名でしたが、そのほかにも、パンタ部分(低屋根/普通屋根)やベンチレーター配置など、いろいろバリエーションが見られました。

なお、ご承知の通り、4月から上記2列車は国鉄色の485系と交代。その後、M2・M3編成(6両)が湘南色に塗り直されて、中央線などでリバイバル運転に使用されましたね。

以下、M2+M1編成のサイドビューです。いずれも2003年3月撮影。

クモハ165-100(M2編成)
クモハ165-100 (M2編成)  冷房改造車で、後部デッキ上部にもベンチレーターがある。また、前頭部の大型ベンチレーターも存置。それと、クーラーが2タイプ混載されている。

モハ164-64(M2)
モハ164-64 (M2)  パンタ部普通屋根の冷房改造車。ベンチレーター配置は1列。狭小トンネル対策としてパンタはPS23に、避雷器も移設されている。また床下では、トイレ撤去にともない、水タンクも撤去されている。

クハ165-166(M2)
クハ165-166 (M2)  冷房改造車。水タンクがFRP製になっている。また、各車共通だが、号車札・行先表示板差しが増設されている。

クモハ165-76(M1編成)
クモハ165-76 (M1編成)  こちらも冷房改造車。前頭部の大型ベンチレーターも存置。ヘッドライトはシールドビーム。その他、両編成の先頭車で、JR無線アンテナの台部分の形状に違いがある。

モハ164-823(M1)
モハ164-823 (M1)  パンタ部低屋根の冷房改造車で、ベンチレーターは1列配置。やはりトイレ撤去により、水タンクが無い。

クハ165-105(M1)
クハ165-105 (M1)  冷房改造車で、前照灯はシールドビーム。クーラーが2種混載されている。また、水タンクは鉄製の原型で、これは上2両のクモハも同様。



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