■ときわ路の白電−K503編成

常磐線・水戸線で活躍している、勝田の415系です。
415系は、それまで交流周波数によって形式が分けられていた403・423系を、主変圧器などの両周波数対応化により、系列統合する形で1971年に登場しました。
そのうち0番台と呼ばれる最初の12両は、上記機器の変更のみに留まったため外観は403・423系後期形とほぼ同じで、新製時は非冷房・大型ヘッドライトでした。
2004年4月現在、これら12両はすべて勝田に配置されています。

画像は、K503編成(4連)です。いずれも、2004年9月撮影。

クハ411-305
クハ411-305(K503) 水戸寄り先頭車。トイレ・CP付き。先頭車はクハ411形を名乗り、300番台に区分されている。前面は補強済み・アンチクライマー付き。

モハ415-3
モハ415-3(K503) パンタ無し電動車。電動車は1から付番されている。ベンチレーターは押し込み形で、車両更新車のため屋根は塗り屋根(他車も同様)。弱冷房車。

モハ414-3
モハ414-3(K503) パンタ付き電動車。両周波数対応になった機器は主に当車に搭載。また、この編成は各ドア脇にドアレールの点検フタが付く。

クハ411-306
クハ411-306(K503) 上野寄り先頭車。トイレ・MG・CP付き。クハ401同様、冷改時に運転席後ろの窓が1つ埋められている(画像反対側)。



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