■ときわ路の白電−K522編成

常磐線・水戸線で活躍している、勝田の415系です。
このK522編成の水戸方先頭車クハ411-701は、現在勝田の415系中唯一の先頭車化改造車で、種車はサハ411-707です。
運転台の取付方法は113系や115系と同様のブロック工法ですが、クハ115-1500番台などとは異なり、助手席後方の窓は新製車のクハ411-500と同じ配置になっています。
また、反対側先頭車のクハ401-51は現存最若番車です。

画像は、K522編成(4連)です。いずれも、2004年3月撮影。

クハ411-701
クハ411-701(K522) 水戸寄り先頭車。トイレ無し・CP付き。ベンチレーターは計5個で、連結面側車端部の座席はロングシート。床下からはMGが撤去されているが、車体側面の冷却用ルーバーはそのまま残る。

モハ415-707
モハ415-707(K503) パンタ無し電動車。ベンチレーターは角形で、屋根は塗り屋根の一般的な700番台車。弱冷房車。

モハ414-707
モハ414-707(K503) パンタ付き電動車。以前はユニットを組む上のモハ415、改造クハとともに、7連に組み込まれていた。

クハ401-51
クハ401-51(K503) 上野寄り先頭車。トイレ・MG・CP付き。編成中当車のみR付き窓のクハ401で、AU712冷改の更新車。なお、冷改時に方転改造を施しているため、車号が奇数でも偶数向き固定になっている。



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