南東北の旧客ドン行

※このページの記述には、一部フィクションが含まれています(笑)。

198X年5月X日、上野発の急行列車から降り立ったのは、南東北の、とあるターミナル駅。乗ってきた急行が先を急ぐように出発すると、ホームの向こう側に、赤いELの牽く列車がいるのに気付いた。

赤いELの牽く列車

隣りのホームへ移動すると、赤いELはED77だった。そのあとに続くのは・・・、一般形客車の編成だ!
さっそくいつものように、編成各車の撮影にかかる───。

以下に各車の画像を紹介します。簡単な説明も付けてみました(上段:実物、下段:模型)。
※枠付き画像をクリックすると、大きな画像がご覧になれます。
牽引機 ED77 7 牽引機 ED77 7
亜幹線用として開発された交流電機。短い車体ながら、中間台車を持っている。
マイクロエース製品。カプラー・スノープロウを交換している。
1両目 スユニ50 2030 1両目 スユニ50 2030
スユニ60・61の置き換えを目的に、スハ43等から改造製作された郵便荷物車。車体は50系客車並だが、台車は旧式のTR47である。
TOMIXのマニ50の屋根・妻板と、ペアーハンズの側板コンバージョンキットを組み合わせたもの。床板はグリーンマックス(以下、GM)の軽量客車用、台車はKATO製を使用。
室内灯(以下全車同様)・スイッチ付きテールライト装備。
2両目 オハフ61 2528 2両目 オハフ61 2528
鋼体化客車。広窓を持ち、車掌室はデッキの外側にある。車体はスハフ42に似ているが、シートピッチが狭く、背ズリが板張りになっている。
GMのオハフ61キットをベースに、ドア交換等の加工をしたもの。ドアは3種類を使い分けている。
スイッチ付きテールライト装備。
3両目 オハ35 2840 3両目 オハ35 2840
戦後製のオハ35形。車端部は絞り折妻・屋根は鋼板屋根の、比較的よく見られたタイプ。
GMのオハ35・戦後形キット(帰省臨時急行セットに含)を組み立てたもの。台車はGMのDT13を加工して使用。近代化改造車に仕立てている。
4両目 オハフ33 3541 4両目 オハフ33 3541
戦後製のオハ35を緩急車化改造した、オハフ33 1500(3500)番台車。この車両は戦後製でも後期形のオハ35を種車にしたもので、屋根端部が絞られていない、いわゆる「食パン妻」になっている。
GMのオハ35・戦後形キットをベースに、屋根端部を加工、さらに車掌室・テールライト取付等をしている。
妻面に付くのはハシゴではなく、鋼線をコの字に曲げたステップ。
スイッチ付きテールライト装備。
5両目 オハフ33 2065 5両目 オハフ33 2065
戦前製のオハフ33形。この車両は、昔ながらの茶色・室内ニス塗りである。
GMのオハ35丸屋根キットをベースに、車掌室とテールライト・妻面ハシゴなどを取り付けて改造製作したもの。
スイッチ付きテールライト装備。

◆「サボ」ダウンロード
取付例(写真は試作品です(^^; ) 上で紹介した一般形客車に使用している「サボ」の、元データ・ファイルをダウンロード出来ます。 (もちろん“無料”です(笑)。)


ダウンロードページへ

もどる