×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

TOMIX EF71(新)にマグネマティックカプラーを付ける

3.工作の詳細

「2.工作の流れ」のところで記した各項目について、一つずつ詳しく説明します。

※あらかじめ、マグネマティックカプラーを組み立てておく。

一連の加工に先立ち、マグネマティックカプラーを組み立てておきます。 詳細は、カプラー付属の説明書を参照して下さい。

(1)「ベース」を作る

a.「ベース」の土台を作る

(1)−a 最初に、スノープロウに注目して下さい。このパーツには、MカプラーやTNカプラーの根元部分が収まる、 ホームベース型の凹みがモールドされています。ここに、「ベース」の土台となるプラシートをはめ込んで、「ベース」を固定できるようにします。

図1 土台は t0.3×2+t1.0 のプラシート3枚重ねです。各プラシートを 図1(→) の寸法より 1mm ほど大きめに切り出し、瞬間接着剤で接着します。
(車両前後の2つ分を長手方向につなげた状態で一度に作り、のちに切断して2つにすると効率的。)

固着したら、スノープロウの凹みに合わせて外周を仕上げます。デザインナイフで大まかに削った後、細目の平ヤスリで凹みにぴったり収まるように調整します。
このとき、凹みの前部が‘く’型になっていますが、土台のプラシートは上から見て長方形にした方が、ピッタリ収め易いです。

b.土台に心棒を植える

(1)−b マグネマティックカプラー根元部分にある穴に貫通させて固定する、心棒を植え込みます。

外周が仕上がった土台に、中心線をケガきます。線は、土台の短辺と平行にします。
(出来れば、ノギスなどを使用して、正確にケガいたほうが良いです。)
図1’ その中心線上の 図1’(→) の位置に、ピンバイスとドリル刃などで、 φ1.3 の孔を開けます。孔は、下まで貫通させておきます。

それから、ランナー引伸線を作ります。太さは、マグネマティックカプラー根本部分の穴にぴったりはまるサイズ(約φ1.3)です。
これを、先ほどの土台の孔に、垂直に注意しながら接着剤で固定したら、下側に出張った分はツライチにカットし、跡を平滑に仕上げます。
上側は 5.7mm に仕上げますが、とりあえずここでは少し長めに切断しておくだけで構いません。

c.左右につい立てを立てる

(1)−c 図2 次に、「ベース」の左右、つい立て状になる部分を t1.0 プラシートより 図2(→) の寸法に4つ切り出します。
ここで、仮に「ベース」をスノープロウにはめ込んで、マグネマティックカプラーを心棒に通します。
さらに、この状態で、つい立てになるプラシート片をカプラーの左右のすき間に差し込んでみます。
すき間にピッタリ入ってカプラー(の根元部分)が固定できればOKです。

確認出来たら、つい立て部のプラシートにテーパーを付けます。
イラスト1 (小さいパーツなので、 イラスト1(→) のように、両面テープで角材の端などに必要数4つを並べて固定し、平ヤスリで一度に削るなど、工夫して下さい。)
ちなみに、テーパーを付けるのは、スカートへの組み付け時に、スノープロウのツメが動くスペースを作るためです。
このテーパーが無いと、ツメがしならず、うまくはめ込むことが出来ません。

テーパーを付けたら、土台部分に接着します。垂直になるように、なおかつ土台部の後端面とツライチになるように注意して接着してください。
この部分の接着は、カプラーを含む各パーツを、スノープロウにセットした状態のままで仮止めするとやり易いです。当然接着剤は、スノープロウやカプラーにくっ付かないよう、プラ用のさらさらタイプを使います。

仮止めが終わったら、一旦カプラーとスノープロウを外し、しっかり接着剤を流してから、完全に固着するまで放置します。

(2)「押さえ」を作る

a.部材を接着して外周を整える

(2)−a 図3 乾燥するのを待つ間に、「押さえ」を作ります。寸法は 図3(→) の通りです。
(「ベース」の土台と同様、必要な2つをつなげた状態で作るとやり易いです。)

接着剤が固着したら、目的のサイズになるように外周を仕上げます。

b.心棒が通る孔を開ける

(2)−b 図3’ 図3’(→) の位置に φ1.3 の孔を開けます。

c.一旦各パーツ(「ベース」・カプラー・スノープロウ・スカート)と仮組みして、厚みを微調整する

ここで、カプラーを組み込んだ「ベース」上部に「押さえ」をはめ込んでみます。
そして、そのまま全体をスノープロウに組み込み、さらにスカートにはめ込んでみて下さい。
この状態で、カプラー根元部分が上下に動かなければOKです。
上下に少しガタがある場合は、「押さえ」の上面に t0.1 プラシートを追加して再び調整して下さい。
反対に、ツメが収まらない場合は、「押さえ」上面を平ヤスリで削って薄くします。

(3)「ベース」底面にピンを植える

(3) このあと、「ベース」の裏側に、ランナー引伸線で作ったピンを植えます。

図4 図4(→) の位置に孔を開けますが、中心位置をケガく時は、スノープロウにはめ込んだ状態で、スノープロウの裏にある穴からシャープペンシルの先などで印を付けておくと良いでしょう。
これから付けるピンは、この穴にはまり込みます。

印を付けたら一旦外し、印の中心に φ1.2 のドリルで孔を開けます。
ここで注意するのは、孔を貫通させずに、半分くらいで止めることです。貫通させてしまうと、先に付けた上側の心棒がとれてしまいます。

そして開けた孔に、ぴったりの太さのランナー引伸線を接着します。

固着したら、再びスノープロウに組み込んで、穴から出張った分をスノープロウとツライチに削ります。

図4’ 削った後は、 図4’(→) のようになります。

(4)仕上げる

a.「ベース」・「押さえ」の外から見える部分を黒く塗る

以上が済んだら、一旦すべて分解し、前面と後面になるところを油性マジックなどで黒く塗っておきます。
組み込み後、プラの色が白く目立つのを防ぐためです。

b.組み立てて完成

最後に、全てのパーツ(「ベース」・カプラー・「押さえ」)をスノープロウに組み込み、スカートにはめ込みます。
そのあと、心棒上端をスカート上面から出ないように切り詰めたら、加工は終了です。

あとは、元のように組み立てれば、マグネマティックカプラー付のEF71の完成です。

もどる