勝手にレビュー KATO Nゲージスハ43系(新)

昨年予告されてから、長い準備期間(?)を経て、ようやく2006年4月に発売されたKATOのNゲージスハ43系・リニューアル車。ここ数年、年に1〜2度のペースで旧客の新製品を発売しているKATOですが、このスハ43系のリニューアルはずいぶん要望が多かったようなので、入手して歓喜しているファンの方も多いのではないでしょうか。管理人も言うまでもなくそのうちの一人で、先日なんとか入手しました。
(──人気のせいで、いつもの店で売切れの事態に遭遇、急遽他の店へ足を伸ばしてようやく手に入れ、ホッと胸をなで下ろしている──というのは、ここだけの話です(笑)。)

入手後、さっそく現物をいろいろ観察してみましたが、別パーツのベンチレーターやサスペンション機構、スイッチ付テールライトなど、数々の新技術がふんだんに盛り込まれ、旧製品とはまさに隔世の感がしました。

というわけで、オハ35系同様、導入を検討している皆さんへ向けて、同製品の紹介をお送りします。ちまたに聞けば人気製品のようですから、買おうかどうかまだ迷っているそこのあなた、これを見て早く手を打たないと、のちのち悔しい思いをするかも(笑)。

注:管理人は、決して“KATOのまわし者”ではありません。が、“KATOファン”なのは、もはや否めない事実でしょうね(^^;)。

まずは形式写真風に。

スハ43 茶
品番5133-1 スハ43 茶

スハ43 ブルー
5133-2 スハ43 ブルー

スハフ42 茶
5134-1 スハフ42 茶

スハフ42 ブルー
5134-2 スハフ42 ブルー

オハ47 茶
5135-1 オハ47 茶

オハ47 ブルー
5135-2 オハ47 ブルー

茶色の製品のプロトタイプはドアがプレス扉の車両。一方ブルーの製品は、いわゆるHゴム大窓の扉を付けたタイプです。ちなみに実車は、前期はプレス、後期はHゴム大窓のドアで新製されています。

スタイルは以前から評判でしたが、今回も期待を裏切らない出来です。また、車体の塗装は非常に綺麗で、透けやザラつきがほとんど見られませんでした。
屋上では別パーツ化されたベンチレーターが目を惹きます。ただ、やはり屋根の色だけは少しリアルさに欠けますね。リアリティーを求める向きは、実感的な色に塗り直す必要があるようです。(^^;)

なお、オハ47茶は今回新たに製品化されたタイプです。

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