マニ36はスロネ30改造車で、スハ43と同じ完全切妻が再現されています。
スロフ62は両妻面にテールライトがあり、車掌室側はレンズが入っています。またこちら側は貫通扉が無く、デッキ仕切に再現された扉が良く見えます。
オハ46はキャンバス押えの無い妻板が再現されています。
スロフ62の比較。左から、スロ62(単品)・スロフ62「津軽」・スロフ62(単品スロ62改造)の車掌室側妻面。
左から、スロ62(単品)・スロフ62「津軽」・スロフ62(単品スロ62改造)の客室側妻面。
スロフ62は単品のスロ62と妻板形状がかなり異なります。以前同形式を製作した際に調査しましたが、かなり正確に再現しているようです。
ただ、妻面下部にある切り欠きがスロ62と共に大きくなってしまっている点が惜しいです。これはおそらくカプラーの干渉を防いだものと思われます(後述)。
オハ46とスハ43の比較。左:スハ43、右:オハ46「津軽」、いずれもトイレ側。
オハ46はキャンバス押えが無いほか、雨樋の上端もスハ43と異なります。
屋根の曲線も若干違うのですが、それもしっかり再現されているようです。
マニの比較。左から、マニ36「ニセコ」・マニ36「津軽」・マニ37「妙高」、いずれも車掌室側。
左から、マニ36「ニセコ」・マニ36「津軽」・マニ37「妙高」、いずれも荷物室側。
マニ36「津軽」はマニ37「妙高」(「津軽」セットのマニ37も同型)と一見似ていますが、両面とも完全切妻になっている点が異なります。
こちらも裾の切り欠きが大きくなっている点は惜しいです。
![]() スロフ62 2024「津軽」。 |
![]() オハ46 2032「津軽」。 |
スロフ62の側面はスロ62と共通のようで、扉脇の手すりも省略されています。
オハ46では特徴である細い雨樋がシャープに表現されています。
ただし台車はスハ43と同じ造形の、標準型のTR47になっています。実車では軸箱などが軽量化されて少し華奢な印象のTR47台車を履いていました(一部は標準型に履き替え)。
![]() マニ36 2337「津軽」、トイレ側。 |
![]() マニ36 2337「津軽」、貴重品室側。 |
マニ36では、トイレ窓と貴重品室窓が白くプリントされています。
このスロネ30改造のマニ36は、トイレ窓の位置が2タイプ存在するのですが、モデルは形式図と異なり貴重品室窓と揃ったタイプになっているようです。(もう1つのタイプは形式図と同じくトイレ窓が貴重品室窓より荷物室側に300mm寄っている)
実はこの2337番、一般的な資料ではモデルの通り貴重品室窓と揃ったタイプと分類されており、モデルもそれに倣ったと考えられるのですが、一部記述(キングスホビーのHP)では形式図と同じタイプと分類されているのです。
気になって写真を調べてみたのですが、トイレ側が写っている写真はどれも小さくて、はっきり断言は出来ないものの、なんとなく後者のように見えました。
この2337番は荷物輸送終了後も回送用として遅くまで残った車両なので、皆さんもお手元の写真を是非確認してみてください。
ちなみにネット上ではあさま銀嶺ぶろぐさん、そのほかこちら などを見つけましたが・・・どうでしょう??
最近KATOから製品化された他の荷物車と並べて側面を比較してみます。
窓・扉の配置は似ているようでどれも異なります。
この辺の違いにこだわるのは一部マニアだけかと思っていましたが・・・最近はメーカーに求められるものが違ってきているようです。
![]() スロフ62「津軽」 表記。 |
![]() オハ46「津軽」 表記。 |
![]() マニ36「津軽」 表記。 |
表記はどれも綺麗に仕上がっています。最近のKATOの客車セットと同様、スロフとオハには行先サボと愛称サボ、号車サボも印刷済みです。サボの行先は「青森行(奥羽線経由)」、白地に黒文字のいわゆる「白サボ」です。
そのほかスロフの愛称サボは指定席用で黄緑、オハは自由席の赤色になっています。
また荷物車マニ36では運用サボ「北東荷1」も印刷済みです。
なお、スロフ62・オハ46はセットの編成では端に出ないため、妻面の検査表記は省略されています。