(6) 塗装
塗装の下準備として、各パーツを洗浄します。
金属パーツを多用した車体と床板をサンポール等で酸洗いしたのち、クレンザー(出来ればクリームクレンザーが良い)で軽くこすってよくすすいでおきます。
ついでに台車枠もクレンザーでよく磨いておくと、塗料の食い付きが良くなるようです。
洗浄後、水滴をティッシュで拭き取ってよく乾燥させたら、まず金属部分にマッハのメタル用シールプライマーを筆塗りします。

塗装準備が出来た各パーツ。スニ41も含んでいます。
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その後、台車などの細かい部品を、両面テープで割り箸などに並べれば準備完了です。
塗装の順番ですが、作例では
プライマー(台車枠)
>つや消し黒(床板・台車枠)
>青15号(ボディー)
>銀(側扉)
>(レタリング)>クリアー(ボディー)
の順で行う予定でした。
ところが、実際にはレタリングを用意するのが遅れたため、先にクリアーを吹いた後でレタリングをし、その後にレタリング部分にクリアーを筆で塗り重ねています。
まずは台車枠のプライマーから。
マッハのメタルシールプライマーを市販のラッカーシンナーで少し薄めたものを、エアブラシ(作例ではタミヤのスプレーワーク)で吹き付けます。

プライマー塗装後の台車枠。
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塗装後はすぐにドライヤーの熱風を当てて強制乾燥させ、食い付きを向上させています。
なおこのプライマーは本来金属用ですが、軟質プラにもそれなりの効果があるようです。
最近では他の軟質プラにも使えるプライマー(ミッチャクロン等)が普及しだしたので、そちらを用いる方が良いかもしれません。
次に2色目、つや消し黒(クレオス【C33】つや消しブラック)をこの台車枠と床板に吹き付けます。
続いて3色目、ボディーに青15号(モリタ【555】青15号)を吹き付け。

ボディーに青15号を塗ったところ。
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その際は側扉を含めたボディー全体に塗り、加工で出来たキズが埋まるようにしてみました。
いわばサーフェーサーの代わりです。
青が十分乾燥したところで、側扉以外をマスキングします。

マスキングが完了した状態。奥はスニ41です。
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上下はドアレールまで覆い、左右は側扉の端部が出るようマスキング。特に定規も要らず、簡単です。
ただ、テープの端近くが折り曲がるため、塗り分け線の辺りが若干浮きやすいので要注意です。
(作例ではこの後少し銀がはみ出しました。)
ちなみにテープはタミヤ製を用いています。
そして銀を吹き付けます。

銀を塗装した後。右がスニ40です。
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銀は隠蔽力の強い塗料なので、エアブラシでは薄塗りになりがちですが、リブの斜面にもしっかり色が乗るよう、何度かに分けてやや厚めに塗っておいた方が良いです。

使用した塗料の元。(現在の価格は税込735円です)
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なおここで使った塗料は、タミヤの缶スプレー(タミヤエアモデルスプレー【AS-12】シルバーメタル)から取り出したものです。
粒子が細かく、ややくすんだアルミ地肌に近い感じになります。
これを一旦塗料皿に吹き出してからエアブラシに入れて吹き付けました。
薄め液はクレオスのMr.うすめ液が使えます。
そして銀が乾いたら、マスキングを剥がします。

マスキングを剥がしたところ。
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マスキングを剥がしてみると、一部わずかにはみ出していました。
この程度なら軽く青を筆差しすれば大丈夫ですが、はみ出さないに越したことはありません・・・。
この次は、本来ならレタリングをしたのちクリアーを吹いて銀とともに保護します。
ところが作例ではレタリングの材料が間に合わなかったので、先にクリアー(クレオス【C46】クリアー+【C30】フラットベース適量)を塗装してしまいました。
そのレタリングについては次項で説明しています。
以上で吹き付け塗装は完了です。
続けて床板の一部に色差しします。

塗装後の床板。
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塗るのは白(クレオス【C62】つや消しホワイト)、場所は側ブレーキ関連のテコ・テコ受け・ステップと、指示針の基板の一部で、実車の写真を見ながら画像のように塗り分けます。
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