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KATO DD51イメージアップ(スノープロウの自作)

3-A スノープロウの自作

今回のメインである、スノープロウの自作について説明します。

(1)ケガキ・溝彫り・切り出し

自作スノープロウ スノープロウパーツは、t0.25真鍮板を加工して作ります。
真鍮板は、新規に購入してもよいのですが、エッチングキットのランナー(?)などがお手元にある場合は、それで十分だと思います。

部品図 まず、 ←部品図 をご覧下さい。雪をかく部分「主板」と、台車カプラーポケットへ取付ける「取付板」の2枚の板で構成されています。

部品図

これらを 展開図→ の寸法で真鍮板にケガきます。

ケガいたら、さきほどの展開図に記した位置に、Pカッターで折り曲げ用の溝を彫ります。溝は板厚の半分ほどの深さにします。主板の中央部、縦に彫る溝は裏側です! 注意して下さい。
※図中、カッコ内の数値はDE10用のものです。
DE10にスノープロウを付ける

その後、外周を切り出します。金鋏などを使うと反ってしまうので、糸ノコを使うか、棒ヤスリで気長に削り出すのが良いでしょう。
※主板の下部両端にある斜めの欠き取りは、ハンダ付け後に加工するとよいです。

(2)折り曲げ

切り出したら、折り曲げ加工をします。
図1 主板上部の折り曲げは、万力などを使い、上端が出るようにアゴにセットしたのち、固い当て板(ステンレス定規など)を使って、きっちり90°に折り曲げます。(図1) 折り曲げの際は、彫った溝が内側になるようにします。
続いて中央部も曲げますが、折り曲げ角は98°くらいにします。

その後、取付板のほうも2カ所折り曲げておきます。こちらは平ペンチ等で十分です。台車のカプラーポケットにうまくはまるよう、微調整して下さい。

(3)ハンダ付け

次は両部品(主板・取付板)をハンダ付けします。
図2 ガラス板などの上に主板を立て、後ろから取付板をあてがいますが、取付板の下に適当なスペーサー(木片やボール紙を重ねたもの)を挟んで、高さを調整します。(図2

準備が出来たら、接合部にフラックスを塗り、ハンダを流します。ポイントは、ちょっと多めに流すことでしょうか。強度を持たせるのが目的です。
固化後、上面にはみ出したハンダは、削り取っておきます。

ハンダ付けについて

そのあと、主板の下部両端を、斜めに切り欠きます。(ニッパー等でカット、のちヤスリがけ)
その後、いったんパーツを台車にはめ、台車を回転させてみて、デッキのステップと当たらないかどうか確認して下さい。当たる場合は、取付板後端を削り、パーツを後退させて逃げるようにします。
確認が済んだら、外してよく洗浄しておきましょう。

(4)塗装・取付け

洗浄後、よく水分を乾燥させたのち、塗装に移ります。
下塗りとしてマッハのメタルシールプライマーを塗布し、十分乾燥させた後、つや消し黒に塗ります。

塗料が乾燥したら、台車に接着します。ゴム系接着剤を用い、カプラーポケット下部にはめ込むように接着するわけですが、ポケットには邪魔な出張りがあるので、先に削り取っておきましょう。

・ハンダ付けについて

ハンダ付けのポイントは、ハンダの流し方や、対象物の保持、コテ先の形状や温度調整、フラックス選びなど、多岐に渡ると思います。ただ、すべてのポイントを説明しようとすると、多大なスペースが必要になってしまうので、今回は対象物の保持と、フラックス選びについてのみ、少々説明します。

まず、対象物の保持について。
通常の接着剤とは異なり、片手でハンダゴテを握っている関係上、対象物はもう片方の手だけで保持することになります。当然保持しづらいので、適宜補助用具を用いたりします。例えばクリップ、ハタガネ等。また、高温になるので、熱に弱い素材のもの(プラなど)は使えませんし、素手での保持も出来ません(慣れると出来たりしますが。(^^;))。そこで、ピンセットやニードルなどを使って保持します。
いずれにしても、片手(あるいは手放し)で保持出来る状態にして行うのがポイントです。

次に、フラックス選びについて。
用途や種類によっていろいろ出回っていますが、作者は「ステンレス用」のものを、水で5倍に薄めて使用しています。また塗布には、先を削った木の棒などを使います。
注意点としては、「ステンレス用」は強力なため、ハンダ付け後、放っておくとすぐサビてしまいますので、工作後は当日中に水洗しておくことです。

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・DE10にスノープロウを付ける

画像1 この自作スノープロウは、一部寸法を変更すると、同じKATOのDE10にも取り付けられます。 (画像1→右の台車
変更点は2つ。主板の折り曲げ角を98°→90°にすることと、取付板の後端を1.7mm短くすることです(台車に当たるため)。
この寸法は、上の部品図・展開図中のカッコで囲まれた部分です。

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