オハフの車掌室側妻面に検査表記がある点や、貫通路奥のデッキ仕切、フチが太めなテールライトなどは、さきの一般形と共通です。
ちょっと気になるのは、各車妻板下端が一直線なこと。実物では、幌の下側の部分(連結器付近)だけ下端が高くなっているのです。
ただ、これには脱線を防ぐ意味があるのかもしれません。カプラーの種類や線路状態によっては、カプラーの首が妻板下端の段差に引っかかるため、脱線する可能性があるのです(管理人はGMキットなどで体験済みです(苦笑))。
オハフ33茶 戦後形 トイレ付近。 |
オハフ33ブルー 戦後形 車掌室付近。 |
オハ35ブルー 戦後形 客室側。 |
オハとオハフで、ドア上部の雨トイ付近の角度が違っています。これは、オハの屋根端部が水平方向に絞られているためです。オハフは屋根がストレートになっています。
トイレ窓は一般形と同じく、各車とも白く塗装済みです。
オハ35茶 表記。 |
オハ35ブルー 表記。 |
オハフ33茶 表記。 |
オハフ33ブルー表記。 |
表記はごく一部にかすれが見られましたが、問題ないレベルでした。また、一般形同様、各車ごとに詳細な調査をしたのか、配置区がすべて異なっています。
ちなみに、オハフ33 2555はJR北海道に健在です。(実車は製品と異なり、キャンバス屋根でしたけど。(^^;))
屋根は、絞り折妻(オハ)・食パン妻(オハフ)を見事に表現してあります。
屋上のディテール(ベンチレーター)は屋根と一体成形です。明るいグレーで目立ちますし、これは削って付け直すしかないですね(笑)。