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勝手にレビュー KATO 「大雪」(マニ60 245・スユニ61 504)-2

次に妻面です。

マニ60「ニセコ」と2形式の車掌室側妻面
左から、マニ60 「ニセコ」・マニ60 245・スユニ61 504(いずれも車掌室側) の妻面。

マニ60「ニセコ」と2形式の反対側妻面
左から、マニ60 「ニセコ」(荷物室側)・マニ60 245(荷物室側)・スユニ61 504(郵便室側) の妻面。

今回のマニ60・スユニ61の妻面は基本的に同形態で、異なるのは貫通扉(と銘板)のみです。
いずれもいわゆる完全切妻で、車掌室側は後方監視窓・プレス扉が付いています。反対側はマニ60ではプレスなのに対し、スユニ61では抑え金付のR付窓、しかもスリガラスになっているのが目新しいところです。
ただいずれも裾の切り欠きが実物より大きくなってしまっている点が惜しいです。おそらくカプラーとの干渉を防ぐためでしょう。
また、本来両タイプとも縦樋が丸管になっているはずですが、「ニセコ」のマニ60共々43系と同じ平管になってしまっています。丸管を平管に直すのは簡単なのですが、逆は留め具の表現が難しいので、加工派としてもちょっと困ります。

それから、マニ60 245の検査表記が何故かテールライトがダミーの荷物室側のみに印刷されています(実車は各車の両妻面にあります)。セットのマニ60 2596も同様だった模様。単なるミスでしょうか??
スユニ61 504はセットの編成では端に出ないため、検査表記は省略されています。

スユニ61の妻面比較
スユニ61の比較。左から、2017(GM+レイルロード)・2111(リトルジャパン)・504「大雪」、いずれも車掌室側。

スユニ61の妻面比較
左から、2017(GM+レイルロード)・2111(リトルジャパン)・504「大雪」、いずれも郵便室側。

スユニ61は種車や改造時期によって妻面にバリエーションが見られます。
車掌室側の後方監視窓の有無は種車オハニ61時代の差を引き継いでいます。また、こちら側の貫通扉は基本的に種車のものを流用していると思われますが、なかには交換した車両もあったようです。
また、郵便室側は改造時期によって貫通扉が異なるようです。前期改造車はHゴム大窓、後期改造車はHゴム小窓が多く見られます。
なお、縦樋はどうやら後方監視窓付の車両は丸管、無しの車両は平管になっているのが基本のようです。

側面です。

マニ60 245「大雪」トイレ側側面
マニ60 245「大雪」、トイレ側側面。
マニ60 245「大雪」貴重品室側側面
マニ60 245「大雪」、貴重品室側側面。

マニ60 245の側面では、大小の木製扉がシャープに表現されています。
また、トイレ窓は白くプリントされ、白色樹脂板を再現しているようです。
いっぽう反対側の貴重品室部分は、実車同様窓が埋められた状態になっています。
加えて特徴的な魚腹台枠が見事に再現されていますが、これについては後述します。

スユニ61 504「大雪」荷物室側面
スユニ61 504「大雪」、荷物室側面。
スユニ61 504「大雪」郵便室側面
スユニ61 504「大雪」、郵便室側面。

スユニ61 504では、木製のデッキ・荷物扉が付いています。荷物扉は実物同様、凹みが下部のみにあるタイプがきっちり再現されています。
また郵便室では、窓が大きく隅にRの付いた、独特の鋼製扉が再現されています。その隣りにある押印台の細窓は、普通の透明ガラスの表現です。
トイレ・洗面所窓はいずれも白色になっています。

同じ60系荷物車のマニ60「ニセコ」(オハニ61後期改、単品も同形態)と並べて側面を比較してみます。

マニ60 245「大雪」側面、1−3位側
マニ60 「ニセコ」側面、1−3位側
スユニ61 504「大雪」側面、1−3位側
上:マニ60 245「大雪」、中:マニ60「ニセコ」、下:スユニ61 504「大雪」。

マニ60 245「大雪」側面、2−4位側
マニ60 「ニセコ」側面、2−4位側
スユニ61 504「大雪」、2−4位側
上:マニ60 245「大雪」、中:マニ60「ニセコ」、下:スユニ61 504「大雪」。

新製車体のマニ60 245は、同じマニ60でも「ニセコ」のオハニ61改造タイプとは窓・扉配置共に全く異なります。
いっぽう、スユニ61 504は種車が同じオハニ61であるマニ60「ニセコ」と一部の窓が一致しています。ベンチレーター(一部は煙突)の配置はいずれも種車のままで同じです(後述)。

側面の荷物扉の表現について。

マニ60 245「大雪」荷物扉
マニ60 245「大雪」荷物扉。
マニ60 「ニセコ」 荷物扉
マニ60 「ニセコ」荷物扉。

マニ60 245の荷物扉は、木製で凹みの多い形状になっていて、鋼製で平面のマニ60「ニセコ」とは対照的です。
荷擦り棒の位置も、窓枠の辺と重なる正しい位置になっています。
扉開口部の高さは「ニセコ」より若干高く修整されたように見えますが、管理人の目の錯覚かもしれません(苦笑)。

スユニ61 504「大雪」荷物扉
スユニ61 504「大雪」荷物扉。
スユニ61 504「大雪」郵便扉
スユニ61 504「大雪」郵便扉。

スユニ61 504の荷物扉も木製ですが、凹みは下部のみで、上部に凹みはありません。こちらも荷擦り棒は正確な位置です。
いっぽう郵便扉は鋼製で凹みが無く、窓が大きく隅にRが付いていて、一見オユ10後期車などに似ていますが、こちらの窓枠は木製と思われます。下辺にある横筋は落とし窓の水抜きスリットです。また荷摺り棒は実物同様、高い位置になっています。
いずれも扉開口部の高さはオハニ36等と同じく、ほぼスケール通りの高さになっていると思います。

マニ60 245「大雪」荷物扉
マニ60 245「大雪」
マニ60 「ニセコ」 荷物扉
マニ60「ニセコ」
スユニ61 504 荷物扉
スユニ61 504 荷物扉
スユニ61 リトルジャパン 荷物扉
スユニ61 LJ 荷物扉
スユニ61 504 郵便扉
スユニ61 504 郵便扉
スユニ61 リトルジャパン 郵便扉
スユニ61 LJ 郵便扉

各荷物・郵便扉の深さは、相変わらず「ニセコ」などと同様、スケールよりかなり浅くなっています。
ちょっと浅めの表現だったリトルジャパン(LJ)のスユニ61よりさらに浅い感じです。
理由はおそらくDCC対応のテールスイッチ部分にあると思われます。ここが浅いと荷物車のイメージとはかけ離れてしまいますので、出来ればスイッチ部分を改良してでももっと深めに作っていただきたいところです。

各車の表記です。

マニ60 245「大雪」 表記
マニ60 245「大雪」 表記。

スユニ61 504「大雪」 表記
スユニ61 504「大雪」 表記。

表記はごく一部細かい所にかすれが見られますが、大部分は綺麗に仕上がっています。
ただ相変わらず[荷物]表記は何故か小さいです。本来[郵〒便]の字と同サイズのはず。
またスユニ61 504では郵便室・荷物室それぞれ荷重表記があり、郵便室の荷重の上には郵袋数の表記もあります。
運用サボ「旭荷52」「旭郵71」も印刷済みです。

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