ボディーのパーツ構成は、最近の荷物車などと同様で、妻面ガラスも両面にしっかり入っています。
保護棒も裏面に凸モールドがある、お馴染みの表現です。
マニ60の両引き戸部分は裏面がわずかに凹んでおり、ガラス側もわずかに突出しています。
いっぽうスユニ61の荷物扉では、裏面は単なる平面で、ガラスも突出していません。
郵便室の扉も同じく、裏から平面のガラスを当ててあるだけです。
マニ60でも木製のデッキ扉窓は同じ表現になっていますが、特に違和感は感じませんでした。
マニ60 245のトイレ窓は表面が白色にプリントされていて、裏面も特にツヤ消し表現などはなく、平滑になっています。
実車では窓が埋められた貴重品室部分ですが、製品のガラス側には何もありません。
スユニ61 504ではトイレ・洗面所ガラスともに白色プリントになっていて、裏面も平滑です。
スリガラスにするには、プリントをクレオスMr.うすめ液などで拭き取ってから、クレンザーなどで微細なキズを付けると良いと思います。
車端のデッキ部分のガラスは基本的に平面ですが、マニ60 245の保護棒付の部分だけ、裏面が周囲よりわずかに凹んでいます。スユニの荷物・郵便扉部分も同様。
スユニ61 504の郵便室側貫通扉窓のみ、スリガラスの表現になっています。
表面はツヤ消し、裏面は凹凸が見えるザラザラ表現で、完全に不透明になっていて室内は見えません。
またガラス支持方法もHゴムではないようで、ボディー側に凸表現で車体色のままになっています。おそらく実車の一部に見られた金属の支持枠を表現したものと思われます。