4.ジャンパ栓等のディテーリング
編成端部に出る部分にはジャンパ栓や解放テコなどを付けてディテールアップします。
φ0.3真鍮線のケーブルと、ランナー引伸し線で作った栓。
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電暖ジャンパ栓は、ケーブルをφ0.3真鍮線、栓をランナー引伸し線から作ります。
床板に取り付けているところ。
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上端を床板端部に開けたφ0.3孔へ差し込んで接着、他端は穴を開け栓を通して余分をカットした後、後端をヤスリで削り、t0.5プラ板で端梁裏面と接続します。これが「受け」になります。
解放テコ製作中。
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解放テコはt0.2真鍮板とφ0.25線で製作。
受けは帯板を曲げ、折り曲げ線付近にφ0.3孔を開けてからその付近だけ残して削って作ります。
この加工は5〜6個繋がった状態で行いました。
そこへL字に曲げた真鍮線をハンダ付けしてテコとします。
端梁に付ける各パーツ。
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他にジャンパ栓(TAVASA PN-489 電車用ジャンパー栓をt0.5プラ板に付けたもの)と、反対側の電暖ジャンパ栓(プラ材より)を作ります。
端梁に接着後。
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そしてそれらを端梁裏に瞬間接着剤で固定します。
解放テコは取り付け部の裏面にプラ材を追加して補強、他も適宜隙間をプラ片で埋めて補強しておきました。
ここで作ったのは、いわゆる「ジャンパ栓仕様」です。
近代化改造車を始め、後年一部のローカル用客車もこのジャンパ栓に改造されましたが、32・35・61系の大部分は「つなぎ箱」を付けていました。
それぞれジャンパ栓とつなぎ箱を表現した端梁まわり。
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ジャンパ栓仕様のスハフ32と、つなぎ箱を表現したマニ36の端梁部分。
つなぎ箱はプラ片(大は0.8mm角、小は0.5mm角程度)をイモ付けして表現しています。
ボディーと合わせた状態。
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ボディーを被せるとこのようになります。
出来たら金属部分にプライマーを差し、つや消し黒を吹き付けておきました。
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