リトルジャパン スユニ61キットを組む

13.テールライトカバーの製作


テールライトカバーを付ける前の状態。両端にLEDと基板が見えている。
この両端の部分をプラ材で覆って遮光します。


t0.3プラ板で作ったベース部分。
まず、t0.3プラ板でベース部分を作ります。
床板の端部に合わせてサイズを決めたら、LEDと中央部(貫通幌のツメの逃げ)を切り欠きます。


ベース下面にプラ帯板を立てているところ。
次に下面にプラ帯板を立て、床面までを覆います。
最初にLED付近から、導線部分を避けて隙間を塞いでいく要領で行いました。


ベースの後端を整え、ピッタリ収まるようにしたところ。
それからベース板の後端をイス板の端に合うよう切り欠いて、ピッタリ繋がるようにします。


上から。
上面がイス板とツライチになるようにします。
両者はあとで接着固定します。


室内灯へのシューがある側の形態。
室内灯への通電シューが通る郵便室側はこうなります。
基本は上と同じで、シューの分の切り欠きを追加する形です。


LED部分の覆いを付けているところ。
あとはLED部分を覆うだけです。
まず後面・内側とt0.3プラ板を立てて、上面にも貼って・・・


外側まで覆ったところ。
さらに外側にも付けます。
接着には瞬間を用います。


接着後、ヤスリ仕上げ前の状態。
そして最後に前面にも付け、固着後にナイフとヤスリで仕上げれば完了です。
床板・ボディーと合わせてみて、すんなり入るようにしておきます。


出来たカバーを付けた状態。
イス板より上に出るのはLED部分のみとなります。

14.室内装置の製作

続いて室内装置を作ります。
まず各種仕切から。


仕切を作っているところ。
主にt0.3板を用い、扉部分を一体で作って、壁部分はもう1枚ずつ貼り重ねて表現します。
室内灯に当たるため、扉の窓上辺は切れる形にしていますが、これには製作を簡単にする意味もあります。
四角く切り抜くよりコの字に切り欠く方が、ずっと楽なのです。


こちらは郵便区分棚。
郵便区分棚は板状に簡略化して作りました。


仕切を一部組み立てたところ。押印台や車掌室のイスも作ってある。
さらに一部の仕切はT字に接合しておきます。
これ以上接着すると塗装がしにくくなるため、以後は塗装後に組み立てます。


ランナーを輪切りにして作った丸イス。
それから区分室の丸イスもφ2.5程度のランナーから作っておきました。


仮に両面テープでイス板上に並べてみたところ。
これでひとまず完成です。
大分簡略化していますが、窓が少ない上に保護棒が付いているので、ここまでやれば十分でしょう。
イス板への取り付けは、各部品を塗装した後に行います。

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