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リトルジャパン スユニ61キットを組む

11.テールライトスイッチ・ウェイトの製作

テールライトの消灯スイッチを作ります。
プラ板を接点に挟み込んで絶縁する、スライド式です。

まず床板にツマミを通すスリットを開けます。


孔を開けているところ。
位置は中心線上のブレーキテコの間とし、φ0.6のドリルで連続して孔を開けます。


仕上がったスリット。下は上面の様子。
開けたら刃先30度のデザインナイフで幅0.7mm、長さ7mm程度に整えておきます。


スイッチ本体となるt0.3プラ帯板を接着したところ。
スイッチ本体はt0.3プラ板を2枚重ねて作ります。
幅は床板上面の中央の隙間に入るよう、2.7mmにしました。
なお、接着にはプラ用流し込みタイプを用いました。


ピンとなるランナー引伸し線を植え込んでいるところ。
ここで床上通電板を止める仕掛けを作ります。
まず画像のように、φ0.8程度のランナー引伸し線を植え込むように接着し、ピンとします。
この際は孔を貫通させず、直前で止めると裏面の処理を省けます。


孔開け後の通電板を合わせた状態。
そして通電板にも該当部に孔を開け、ピンにはまるようにしました。
ピンはそれぞれ2本ずつ、37mm間隔で付けています。

さらにこの上に乗るウェイトにも孔を開けようとしましたが・・・


孔開け失敗の図。液体は鈍り防止の切削油です。
普通のドリルでは歯が立ちませんでした。
どうやら鉄ではなくステンレスのようです。
あれだけベタベタ触ったのに2年経っても全く錆びていないところを見ると、推測は当たっているような気がします。

ステンレスに孔を開けるには専用のドリルが必要になるため、ここでは別の方法を考えました。


t1.0真鍮板で作ったウェイトと、その他のパーツ。
手元にあったt1.0の真鍮板から糸ノコで切り出して作ったのです。
これなら手持ちの工具で加工出来たので。
サイズは4.5x67mmとしました。


床上通電板とウェイトの寸法図。
床上通電板とウェイトの寸法は図の通りです。
>完成後の印象ですが、重い室内灯があるためウェイトはもっと薄い板(0.5mm厚程度)でも問題無い感じです。
その場合はウェイト上下にガタが生じるので、上にプラ板を貼り足しておくと良いでしょう。

ここでスイッチの工作に戻って、本体にツマミを付けます。


スイッチ本体に付けたツマミ。
ツマミもt0.3の2枚重ね、こちらは2mm幅とし、本体に穴を開けて接着強度を確保しました。
固着したら、少し長めにカットしておきます。


床上に付けてみたところ。
出来たスイッチは、画像のように床板中央部の隙間に収まります。
この状態ですんなり前後にスライド出来るよう、スリットの調整をしておきました。


裏面に出たツマミの状態。
完成後は、裏面に出たこのツマミを動かしてスイッチを操作するわけです。
ただ、これではツマミが梁に食い込む形になってしまい、ちょっと気になります。
→のちに梁部分をプラ材で埋め戻しました。

ここまで出来たら、スイッチの両端に絶縁板を付けます。


絶縁板と削除するリブの位置を検討しているところ。
床板に基板を付けてシューの位置と突き合わせ、絶縁板の位置を決めます。
1本のスイッチで前後のテールを制御するようにしますが、当然ながら絶縁板も前後で同時に動くため、位置決めは慎重に行う必要があります。

決まったら該当部のリブを削り取ります。
近くに切り継ぎ位置があるので、それをうまく避けるようにしました。


絶縁板を付ける前後。
そしてスイッチに絶縁板を付けます。
端をコの字に切り欠いて薄板を重ねた絶縁板を接着します。
絶縁板は下からt0.13、0.2(透明)、0.25と重ねたところ、厚さが本体とピッタリ揃いました。


絶縁板の動き。
出来たら床板の上でスムーズに動くことを確認して、スイッチ本体は完成です。


絶縁板がシューの下に入って「OFF」になった状態。
※これはほぼ同じ構造で作ったスユニ50のスイッチです。
その後、基板のシューを現物合わせでカットし、端を曲げて調整しておきます。
スイッチの動きでうまくライトが点・消灯出来るようになれば、テールスイッチの工作は完了です。

12.室内灯の加工

室内灯を加工します。
TOMIXの製品(0752)をLED化し、通電部分を板材に変更する工作です。
基本的には以前の スユニ60・61 と同様ですので、変更した部分のみ詳しく紹介します。


製品(上)と、バラした状態(下)。
まず、上面の焼き止め部分を外し、基板と導光板を分離します。
通電バネは使いません。


電球を外したところ。下がメッキ面を磨いたもの。
最初にハンダごてとハンダ吸い取り線を用いて、元の電球を外します。
なお、この製品はたまたま基板のメッキ面が曇っていたので、光量を確保するためコンパウンドで磨いておきました。


LED。先が凹んだ特殊なもの。
用意したLEDは、ロープライトから取った白色のものです。(詳細
無ければチップLEDで代用出来ます。


LEDをハンダ付けしたところ。
極性を確かめてからハンダ付けします。
つばの部分が一部干渉したので、そこは事前に削っておきました。


その他の回路を付けた状態。
続いて導光板が凹んだ部分にパターンカットを施したのち、整流・電流制限・常点灯用の素子を付けます。
回路はスユニ60・61と同じです。


通電板を付けた状態。
それから端に通電用のt0.1燐青銅の帯板を付けます。
幅と位置は以前とは若干違います。
これで回路の改造は終了です。


t0.5透明プラ板で作った、取り付け用の梁。
次に取り付け用の梁を付けます。
t0.5透明プラ板を用い、両端の穴の部分に渡すような形に作ります。
そして中央の穴にビス(M1.0)を通し、ボディー天井の梁に止めるわけです。


接着剤を付け、ボディーにビス止めしたところ。
取り付けは黄色いゴム系接着剤で、ボディーと合わせながら行います。
通電板はあらかじめ妻板裏に添うように90度曲げておきました。


さらに導光板も合わせたところ。
そしてそのまま素早く導光板を合わせ、梁の位置を微調整しました。


色を変えるフィルムを付け、アルミ箔でくるんでいるところ。
それから、LEDの周囲にオレンジのフィルムを巻いて、アルミ箔でくるみます。
これで電球色に見せるわけです。


導光板を縛って固定した状態。
そのまま両端をステンレス針金で縛って固定します。


端を少し“延長”しているところ。
最後に通電板の無い側に、KATOの室内灯の導光板から折り取った切れ端をエポキシで追加しておきました。
車掌室が暗くなってしまうのを防ぐためです。

これで室内灯の加工は完了です。

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